- 時間をみつめる装置

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装置を巨大化させることで

鑑賞者との距離が生まれ、

光が影響を及ぼす空間も拡張する。

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作品を見つめる人の視界には、

横切ったり背中を向ける人が重なる。

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場所のもつ独自の時間の流れに対し、

タイムラプスのように任意の流速をもった

装置をオーバーラップさせることで、

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時計という定規では測れない

空間のもつ時間の流れのズレを観察していく。

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繰り返す濁りと、鮮烈な光。

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プログラミングされた光の角度が

少しずつガラスの中の波長を変えていく。

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移ろう光を目の当たりにすると

次の色へと意識の消費が起き始める。

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今に没頭する、

太陽光の色に染まった空間と人間の横顔。

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